虫歯は、お口の中にいるミュータンス菌という細菌が作る“酸”によって、歯が溶かされてしまう病気です。甘いものを食べた後などにお口をそのままにしておくと、ミュータンス菌が働いてプラーク(歯垢)ができ、その中で酸が作られます。
なってしまった虫歯は、ごく初期を除き自然に治ることはありませんので、少しでも早く治療を始めましょう。
院長とスタッフが、患者さまのお口の健康をサポートいたします。
虫歯の進行と治療の進め方
患者様の症状に合わせ、できるだけ痛みをおさえて不快感のないように、また丁寧に説明をしながら治療を進めます。
気になることがあれば、遠慮なくお知らせください。
◆エナメル質の虫歯◆
歯の表面(エナメル質)に穴があいた状態です。
痛みは感じませんので、自分では気づかずに検診で見つかることが多いです。
自覚症状のないごく初期の虫歯は、丁寧な歯磨きやフッ素で再石灰化を進めることで治すこともできます。
◆象牙質まで進んだむし歯の症状◆
虫歯が歯の内部に広がり、象牙質まで進んだ状態です。
冷たい飲食物で痛みを感じたり、物が詰まり易くなります。
感染し歯を削り取って詰め物をし、修復します。
◆神経まで進んだむし歯の症状◆
虫歯が神経まで進んでいる状態です。
歯に大きな穴が空いているか、もしくは表面の穴は必ずしも大きくなく、内部で広がっています。神経が炎症を起こしている場合は、激しい痛みがあります。
虫歯と神経を取って清掃と消毒を繰り返し、詰め物をします。
通う回数が増えますが、詰め物をする前に通院をやめてしまうと、症状が悪化してしまいます。根の治療を始めたら、最後まで通いましょう。
◆歯根だけ残ったむし歯の症状◆
歯の見える部分がほとんど崩壊し、歯の根っこだけ残った状態です。
神経が死んで痛みを感じないことも多くなりますが、細菌に感染していると根に膿が溜まり、痛むことがあります。
歯を抜かなければならない場合も多くなります。
抜歯後は、入れ歯やブリッジで補います。
歯の表面(エナメル質)に穴があいた状態です。
痛みは感じませんので、自分では気づかずに検診で見つかることが多いです。
自覚症状のないごく初期の虫歯は、丁寧な歯磨きやフッ素で再石灰化を進めることで治すこともできます。
虫歯が歯の内部に広がり、象牙質まで進んだ状態です。
冷たい飲食物で痛みを感じたり、物が詰まり易くなります。
感染し歯を削り取って詰め物をし、修復します。
虫歯が神経まで進んでいる状態です。
歯に大きな穴が空いているか、もしくは表面の穴は必ずしも大きくなく、内部で広がっています。神経が炎症を起こしている場合は、激しい痛みがあります。
虫歯と神経を取って清掃と消毒を繰り返し、詰め物をします。
通う回数が増えますが、詰め物をする前に通院をやめてしまうと、症状が悪化してしまいます。根の治療を始めたら、最後まで通いましょう。灰化を進めることで治すこともできます。
歯の見える部分がほとんど崩壊し、歯の根っこだけ残った状態です。
神経が死んで痛みを感じないことも多くなりますが、細菌に感染していると根に膿が溜まり、痛むことがあります。
歯を抜かなければならない場合も多くなります。
抜歯後は、入れ歯やブリッジで補います。